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2022.03.16 「法則6 20秒ルール」-『幸福優位7つの法則』⑨


 『我々自身は繰り返し行っている行動により作られる。したがって、優秀さは行動ではなく習慣によるものだ。』(アリストテレス)

 

 人は簡単で、手軽で、習慣となっているものに、まるでそれらに磁力があるかのように引き付けられてしまう。その惰性を打ち破るのは、信じられないほどに難しい。悪い習慣を止めるには、取り掛かるのに20秒以上手間を要する“何か”を設けることで効果が期待できるかもしれない。例えば、TVを見たくないならリモコンから電池を抜いてみよう。また、ネット通販の利用を止めたいならログイン情報を毎回手入力する設定にしてみよう。

 

 良い習慣を身に付けるには、その逆をすればいい。つまり、抵抗なくすぐに取り掛かれるような工夫をするのだ。その行動が脳の神経回路に組み込まれるまで、同じ行動を決まったやり方で繰り返そう。毎日繰り返すコツは、何が一番負担なのかを見極めて、それを減らすことにある。例えば、朝散歩に行きたいなら、ジャージを着て寝てみよう。

  

 

常に本を持ち歩くことで、読書習慣が身についた。電車通勤であること、仕事上、読む必要に迫られること、良書に巡り合えたことなども大きく影響していると思う。一方でTVをほとんど観なくなった。一日は24時間。良い習慣で埋め尽くせば、自然と悪い習慣は取り除かれていくのだと思う。なお、TVを観なくなった支障として、世情に疎くなったが、ニュースアプリを活用することでカバーしている。

著:田埜マサキ

 

 

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