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コラム

2022.03.16 「法則5 ゾロ・サークル」-『幸福優位7つの法則』⑧


 小さい成功が積み重なれば、大きな成果につながる。自分の行動がものごとを変えると信じ、自分の将来は自分で決められるという強い信念こそが、成功に向けて頑張る力を与えてくれる。しかし、自分の能力が追い付かない勢いで、ストレスや仕事量が溜まる状況では、その対応に必要なコントロール感覚が失われてしまう。とりわけ、何もかも一度にやろうとするとそうなりやすい。そういう時は、小さな達成しやすい目標に努力を集中することで、仕事を達成するために不可欠な感覚を取り戻すことが重要だ。仕事においても家庭においても、自分が自身の運命の主人公であるという感覚は、幸せと成功をもたらす大きな推進力となる。

 

●ゾロ・サークルの具体例

・いきなりフルマラソンを走り切ることはできない。最初は、体育館を数周することから挑戦しよう。

・足の踏み場もない部屋を一気に片付けるのは困難だ。まずは、直径三十センチの範囲を汚さないことから始めよう。

・未読メールに溢れた受信ボックスを一度に捌こうとしても無理がある。今日+過去一日分、今日+過去二日分というテンポで少しずつ確実に対応してみよう。

 

 

私にとっての大きな目標は、健常者並みに働いて収入を得ることだ。今はまだ規則正しい生活を送ることさえ難しい状況だが、それを病気のせいにしていては、いつまで経っても状況は改善しないと思う。毎日決まった時間に起きて、生産的な活動に励み、そして寝るという基本的な生活リズムの習得から目指したい。また、知識は強力な治療薬になりうる。読書は週に一冊を目標に取り組みたい。

著:田埜マサキ

 

 

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