TOP
Column

コラム

2022.02.14 「第6章 つきあい―対人関係のマインドセット」-『MINDSET』⑥


 人間関係について考える場合、人間的資質、パートナーの資質と人間関係、それ自体に対する考え方が関わってくる。凝り固まった考えの人は、そのすべては変えられないと信じている。しかし、実際は自分も成長するし、パートナーも成長するし、お互いの関係も改善できる。対人関係において、凝り固まった考え方の人は、言わなくてもわかるはず、まったく同じ考えのはずであり、問題が起きるのは性格的な欠陥がある証拠だと思い込んでいる。ここで重要なことは、人間関係は育む努力をしないかぎり、ダメになる一方で、決して良くはならないという事実だ。問題が起きたときこそ、理解と親密さを深めあう絶好のチャンスと捉えたい。 
 
 学校のいじめの根っこにあるのは、人間には優れた者と劣った者がいるという考え方であり、いじめる側は相手を劣った人間だと決めつけ、いじめられた側はそれを信じこむ。いじめをなくすには、学校全体のマインドセットを変えていく必要がある。具体的には、生徒に自分は今、努力してどんどん良くなっている、と感じるように仕向けることが有効である。
 

 
 私は引っ込み思案な性格なのだが、考え方をしなやかにすることで、内気のままでも、人づきあいに支障をきたすことがなくなってくると本書で紹介されていた。人の輪に飛び込んでいくときは、ソーシャルスキルを伸ばすことができ、ともに学び、楽しむための場だと捉えられるように意識を変える練習をしたい。


著:田埜マサキ

 

 

コメントを書く

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

PAGE TOP