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コラム

2022.02.03 「第三部 変身-ペシミストからオプティミストへ」-『オプティミストはなぜ成功するか』③


≪要約≫

悲観主義(ペシミスト)から楽観主義(オプティミスト)に切り換えるには、自分が悲観的な思い込みをしていることに気付いた時に反論することが有効であり、その際は、証拠事実はあるか?別の考え方はできるか?この状況のもつ意味は何か?有効な手段はあるか?という観点で行うとより効果的である。その結果として、あきらめと無気力がやる気と自信に変わってくることが実感できるだろう。

子供たちは悲観主義の多くを母親から学ぶことが明らかになっている。また子供は大人に言われた批判からも悲観主義を学ぶ。しかし、子供も大人と同様に、挫折をもっと楽観的に捉える方法を身に付けることで、楽観主義に切り換えることが可能である。

楽観主義の恩恵は無限ではない。また、悲観主義は社会全般においても個人の生活においても役目を持っている。私たちはやみくもな楽観主義ではなく、しっかりと現実を捉えた柔軟な楽観主義であるべきだ。柔軟な楽観主義の恩恵は限りないものだと信じている。

 

≪感想≫

文中で説明されている悲観主義から楽観主義に切り換える具体的な方法をまずは疑わずに実践してみようと思う。自分の悲観的な思い込みに反論する際、声に出すとより効果的と書かれているが、まずは一人で試してみたい。

第三部ではうつ病がまん延した原因やその解決策についても著者ならではの視点で展開されており、その総括として述べられた次の内容が現実的かつ楽観的である点に好感が持てた。『楽観主義を身に付けるだけでは、社会規模のうつ病の波を食い止められるとは思っていない。楽観主義は賢さを補佐するものでしかなく、それだけでは意味を持たない。身に付けた楽観主義が、より崇高な社会共通の認識ヘの新たなコミットメントに結び付いたとき、うつ病の流行と人生の空虚さに終止符を打つことが出来るかもしれない』(趣意)

著:田埜マサキ

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