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コラム

2022.02.07 「第2章 マインドセットでここまで違う?」-『MINDSET』②


 凝り固まった考え方の人達は、躓いたらそれで失敗、努力は忌まわしいことであると考え、しくじってはならないという切迫感にいつも駆られている。ひとたび成功すると誇らしさが優越感にまで膨れ上がる。一方、柔軟な考え方の人達は、成長できなければ失敗であり、努力こそが人を賢く、有能にしてくれると信じており、潜在能力が開花するには時間が掛かることを知っている。なお、ほとんどの人が両方の考え方を併せ持っており、同じ人でも分野ごとに考え方が異なる場合もある。大事なことは、伸ばせると信じている分野の能力は、実際に伸びていくという事実だ。

 

 考え方をしなやかにするには、困難に打ち克って何かを学ぶ度に、脳に新たな回路が形成されていく様子をイメージする。体験したことから何を学んだか、あるいは学べるか、どうすればそれを成長に結びつけることが出来るかを考える。そして、これらを習慣づけることが大事だ。もし、いつもやりたいと思っていながら、やらずにいたことがあるのなら、まずはそれを実行してみよう。

 

 

 凝り固まった考え方は窮屈で耐え難いもののように思えるが、私自身に当てはまる部分も幾つかある為、本書に提示された柔軟な考え方にする方法を意識して行動してみようと思う。

著:田埜マサキ

 

 

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