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コラム

2022.05.30 「特徴3.進化する目的」-『ティール組織』⑤


 ティール組織3つ目の特徴は、会社は目的によって意思決定をし、その目的も進化していくものであるということだ。ここでいう目的は、企業の存在理由のことを指す。達成型の組織では、これが物質的な成果であり、より大きく、より多くを目指し、シェア一位になるなどがゴールとなる。その背景には、他社は自社を脅かす存在だという認識がある。

 

 一方、ティール組織では、生き残ることに執着せず、従業員全員が自身の人生の目的を考えるのと同じように組織の存在目的、使命を考える。この時、個人の存在目的と組織の存在目的が共鳴する時、人は天職と感じ、信じられないような力を発揮する。そしてこの組織の存在目的は、固定化されたものでなく、常に変化してゆく。

 

 会社の存在目的を重視する例として、「誰も座らない椅子」という制度がしばしばティール組織に見られる。会議の際に、「会社の存在理由」を代表する椅子として空席を用意し、組織の存在目的に声を傾けたり、会議参加者がその席に座り、組織の声を代弁したりすることができる制度だ。

著:田埜マサキ

 

 

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